第19回「北陸地区女子神職研修会」報告

平成29年5月30日(火)・31日(水)の一泊二日の日程で、富山県神社庁研修所主催・全国女子神職協議会共催による第19回「北陸地区女子神職研修会」が富山県で開催され(宿泊先・ホテル森の風立山)、新潟、石川、福井の4県より38名の参加がありました。
初日には、立山町岩峅寺の雄山神社前立社壇で正式参拝をした後、芦峅寺雄山神社や布橋界隈を散策し、教算坊にて立山博物館学芸員の加藤基樹先生に「立山信仰と神・仏」について大変造詣の深い詳しい説明を受けました。
二日目は、富山能楽堂にて、宝生流能楽師の佐野玄宜先生による「能の所作と装束」という講習会で、全員が足袋をはいて能舞台上で基本所作を学び、後に代表者一名が装束の着装体験をし、佐野先生兄弟の仕舞を観賞しました。
近年、女子神職会も会員数が増加してきており、今回も新しい会員を交えた新たな交流の機会となり、各県の特色ある研修会をそれぞれが毎年楽しみに参加されている様子が伺われました。