結婚式
今日、我が国で行われている結婚式の多くは神前結婚式であると言われています。しかし、今のように神社の神前で行われるようになるまでには、「古事記」「日本書紀」の神話に登場する神々の結婚をはじめ、日本の風土の中で培ってきた神祭りの永い歴史があります。
それは大自然の中で生き、自然に在す神々に常に感謝や祈りを捧げてきた人々の営みから生まれたものです。夫婦の和合を乞い願い、夫婦の契りを固める結婚が、神々の計らいであり、お恵みであるという考え方は、遠い祖先から受け継がれてきた神々への素朴な信仰でもありました。このことはまた、親から子、子から孫へと連綿と続いてゆく「いのち」を大切にしてきたあらわれでもあります。
神前結婚式が今日のように多くの日本人に受け入れられ、行われてきた背景には、このような信仰がありました。
神社本庁『神前の婚儀~結婚式と私たち~』より
私達が生まれてから一生を通して、一番近くでお守りくださる神様=氏神様(うじがみさま)にお参りするのが日本人の古くからの習わしです。
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