竣工祭(しゅんこうさい)
竣工祭(しゅんこうさい)は、竣功祭とも書き、「ことをえのみまつり」ともいいます。
完成した建物を祓い清めて、末永い繁栄をお祈りします。
春の初めに祈年祭を行い、豊かなみのりと国の安泰を祈り、秋には収穫に感謝し新嘗祭を行うように、建築の初めに地鎮祭を行い、その完成に際しては神様に奉告して感謝と更なる守護を祈ることが大切です。
御祭神は上棟祭と同じく、その土地の産土大神(うぶすなのおおかみ)および、屋船久久能遅神(やふねくくのちのかみ)、屋船豊宇気姫神(やふねとようけひめのかみ)、手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)の四柱の神とを主神としてお祀りします。