かんれき
還暦
 還暦(数え年で61歳)を祝うのは生まれた年と同じ干支(えと)が61年目に巡ってくるからで、「本掛がえり」とも言います。つまり、元の赤ん坊に生まれ変わったと考え、さらにこれからが人生への再出発だとして、今後の無病息災を慶び祝います。赤いずきんや赤い羽織を着けて祝宴に望む風習がありますが、これは赤ん坊の仮装に他ならないのです。