はつほりょう
初穂料
 「初穂(はつほ)」とは収穫したての稲穂のことで、新鮮なお米、すなわち新穀を意味します。もともと貨幣が流通する以前の時代においては、神様へたてまつる品物の代表格でしたが、今日ではこのお米の代わりとしての貨幣、という意味でこの言葉を使います。「神様へ美味しい新米をお供えしてあげてください」という気持ちを込めて墨書されると良いでしょう。神道式のお葬式以外はこの「初穂料」と書けば、まず差し支えないとご理解ください。